J.D.サリンジャーが死亡 死因は自然的要因

ご冥福をお祈りいたします…。

Just in: Catcher in the Rye author J.D. Salinger has died at age 91 in New Hampshire.
The author’s son, in a statement from the author’s literary representative, says Salinger died of natural causes at his home, reports AP.
He had lived for decades in self-imposed isolation in the small, remote house in Cornish, N.H.

J.D. サリンジャーが死んでいるところをニューハンプシャーで発見されました。享年91歳。代表作は「ライ麦畑でつかまえて」です。
息子さんによると、サリンジャーは自宅で死んでいたそうです。死因は自然的原因とのこと。
彼はここ10年間は人里離れた孤立した小さい家に住むと決め、コンウォール・ニューハンプシャー州に住んでいました。

http://content.usatoday.com/communities/entertainment/post/2010/01/author-jd-salinger-dies-at-age-91/1

【ニューヨーク小倉孝保】20世紀米文学を代表する小説「ライ麦畑でつかまえて」で知られる作家、J・D・サリンジャーさんが27日、米北東部 ニューハンプシャー州コーニッシュの自宅で死去した。91歳だった。同作を書いて以降、ほとんど作品を発表せず、隠とん生活を送っていたため、生きながら にして伝説の作家になっていた。

同氏の長男で俳優のマット・サリンジャー氏が28日、声明を出した。自然死だったという。

サリンジャーさんはポーランド系ユダヤ人とアイルランド系の両親のもと、1919年、ニューヨーク・マンハッタンに生まれた。10代で執筆をはじ め、40年、ストーリー誌に掲載された「若者たち」でデビュー。42年に米軍に入隊し、ノルマンディー上陸作戦(44年)にも参加した。

戦後、ニューヨーカー誌に発表した短編が評判になり、51年の「ライ麦畑でつかまえて」は大ベストセラーになった。成績が悪く高校を追い出された 主人公の屈折した感情を、攻撃的な言葉で表現し話題になった。主人公の名「ホールデン・コールフィールド」は、戦後、悩める若者たちの代名詞になるなど社 会現象を巻き起こした。

しかし、身辺が騒がしくなったことを嫌った同氏は53年、突然、ニューハンプシャー州の田舎町で隠とん生活に入り、メディアに登場することもなく なった。「ナイン・ストーリーズ」(53年)、「フラニーとゾーイー」(61年)を執筆、65年に同誌に出した「ハプワース16、1924」が発表された 最後の作品になった。

「ライ麦畑でつかまえて」は多くの言語に翻訳され、これまで約6500万部以上を売り上げ、現在も毎年約25万部が売れるとされている。日本で は、村上春樹氏の新訳「キャッチャー・イン・ザ・ライ」(03年)が話題になった。

◇社会から身を潜めた“伝説”の作家

27日に亡くなったサリンジャーさんは、社会から身を潜めた“伝説”の作家だった。

大のマスコミ嫌いで、メディアのインタビューに応じないことでも知られ、74年、20年近くの沈黙を破ってニューヨーク・タイムズ紙の電話インタ ビューに応じたのが最後。その時、同氏は「作品を出版しないでいれば平和な日々だ。私は書くことが好きで、今も自分の喜びのために書いている」と語った。

そのため、米出版界では、現在も作品を書いているのか、死後、その作品はどうなるのかなどが常に関心事となっていた。

代表作「ライ麦畑でつかまえて」は、成績不良で高校を退学した少年の清純で鋭利な感覚と、人間社会のいやらしさを描いた。50年代の米国のティー ンの言葉を活写し、圧倒的な人気を博した。

高校時代にサリンジャー作品を読んだという直木賞作家、角田光代さんは「当時、自分にピッタリくる言葉がみつけられなかったが、こんな近しい言葉 で語ってくれる小説の主人公がいるのだと知り、とてもうれしかった。身近な素材でも文学になりうると考えた最初だった」と振り返る。

現代アメリカ文学の翻訳で知られる柴田元幸・東京大大学院教授は「意識過剰で居心地が悪く、大人になるのが嫌という若者像を『ライ麦畑』が初めて 描いた」と功績を説明。その訃報(ふほう)を「隠とん生活に入り、文学的には死んだと思っていたが、生物学的な死が追いついた気がする」と受けとめた。

「ミステリアス・サリンジャー」などの著書がある田中啓史・青山学院大教授は「作品数は少なくても、戦後アメリカの問題を鋭く突きつけた重要な作 家だ。65年以後は新刊を出していないが、書き続けているという話もあり、今後、作品が公表されるか注目したい」と話している。

http://mainichi.jp/select/today/news/20100129k0000e030003000c.html?link_id=RTH05


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