Victor FX700を購入

イヤホンを新調しました。VictorのHA-FX700。なかなかすごいやつです。

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今まで使っていたのがVictorのHA-FXC51。ドンシャリどころかシャリシャリで鼓膜まで突き刺してくるやつです。
購入したのが2年か3年くらい前なので、いくらだったのかも覚えてません。
Amazonの購入履歴を見たら約3,000円で購入してました。安いな。

今回購入したのは同じくVictorのハイエンド機、HA-FX700です。かっちょいいやつです。画像は面倒なのでないです。

ちなみに価格は新品で23,000円とかします。前機種と比べて約8倍の価格になっちゃいましたね。おかしいな。

実はこの機種を買う前にFX-500という正真正銘のどんぐりな機種が候補に挙がっていましたが、音がモサモサしてて1万円の価値も感じなかったのでやめました。
見た目はとても愛らしくてかわいかったんですけどね。たぶん展示機のエージングが済んでなかったのではないかなとか思っています。

それに対してFX-700はちょっとかっこいいどんぐりという感じです。シェイプアップされたどんぐり。

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面倒だけど写真を撮った。 by HTL22

振動板も木でハウジング…筐体も木という変わり種なイヤホン。筐体にはアルミと真鍮、木が巧く組み合わされていて、とてもとても高級感が溢れます。これだけで2万円を出す価値はあると思えるほど。

写真に付いているイヤーチップはコンプライで、自分で換装したものです。
標準で付属しているイヤーチップは低反発のものがSとM、シリコンがS、M、Lです。
FX-500の反省を活かして低反発のMを同梱したとのことです。

開発理念がFX500のフィードバックが基ということもあって、FX-500の不満点を潰していった機種という感じがします。といってもFX-500は視聴でしか聴いたことがないのですが。

まずはじめに書いておかなければならないのは、このイヤホンは弱点も癖も多いということです。
いろんなサイトでのレビューにはいろんなことが書かれていますが、それはこのイヤホンがイヤーチップによって音の性質がかなり変化するイヤホンだからです。

本体に付属の低反発イヤーチップでは、低音域が出る感じがします。次に高音域と中音域が同じくらいの量でしょうか。
装着感は悪くなく、低音も嫌な感じはしません。でも耐久性は低そう。
FX-500よりも綺麗で高音はよく出ます。FXC51よりは高音は出ませんが、耳に刺さる感じはなく、優しく繊細な低音とのバランスも良いです。
人によってはモサモサしていると感じるかもしれません。

本体に付属のシリコンイヤーチップでは、高音域がよく出ます。よく伸びて、開放感も高いです。シリコンを装着して外に出たことがないのでわからないのですが、遮音性が一番悪いそうです。

コンプライでは中音域が消えて低音域と高音域が突出していて、中音域は消し飛びます。ドンシャリの完成です。
ちなみにコンプライを装着したところで遮音性は向上しません。音楽を聴きながら会話ができます。

ちなみに環境はHTL22に直刺しですので、その点ご容赦ください。

ピアノやボサノヴァ、アコースティックギターなどがとても良く合います。
かといってポップスやロックが聴けないわけではありませんが、全体的に優しい音になります。
たまーにヴォーカルが少し奥に引っ込んでいると感じるときもありますね。

① 特によく合う曲

  • Esbjorn Svensson Trio – Tuesday Wonderland
    ピアノやバックミュージックが艶やかに表現されていて非常に良いです。
    気が付いたら1時間経ってます。”Tuesday Wonderland”が特に素晴らしい。
  • Ino Hidefumi – Living Message
    季節に合ったミュージックなどがとても巧く表現されています。
    歩きながら夜道を歩くととても良い気分になります。
  • Klaus Badelt – パイレーツ・オブ・カリビアン
    “彼こそが海賊” しか聴いていませんが、臨場感があって心湧きます。
    朝などに聴いてテンションを上げていったりします。
  • Nigel Kennedy – English Chamber Orchestra
    有名なクラシックがほぼすべて入っています。BrahmsのHungarian Dance No. 5や、VivaldiのThe Four Seasons、SarasateのZigeunerweisenなど、クラシックホールで聴いているような綺麗な音が味わえます。
  • All That Jazz – ジブリ・ジャズ
    “海の見える街” しか聴いていませんが、とても艶やかでセクシーな音が聴こえます。FXC51でよく聴いていた曲ですが、高音が強調されるだけでなく、優しい低音がきちんとカバーされているので本当に艶かしく聴こえるようになりました。
  • Queen – Jeweks – Very Best Of Queen –
    音の繊細さ、低音のレスポンスの良さ、優しさなどが巧く表現されています。”I Was Born To Love You” や “Killer Queen” などが特に素晴らしい。
  • BENI – COVERS
    “LA・LA・LA LOVE SONG” などが特に素晴らしい。妖艶な響き。
  • 葉加瀬太郎 – 情熱大陸 葉加瀬太郎セレクション
    “情熱大陸 (live version)” 素晴らしい!! 臨場感から高音の伸び、低音の再現まで文句がありません。
  • 福山雅治 – THE BEST BANG!!
    “最愛” などがとても合います。
  • 天門 – 秒速5センチメートル オリジナルサウンドトラック
    素晴らしい。
  • 久保田利伸 – LA LA LA LOVE SONG
    “LA LA LA LOVE SONG ~Midnight Version~” などが特に素晴らしい。
  • 宇多田ヒカル – SINGLE COLLECTION No.1
    “traveling” や “First Love” などが合う気がします。このアルバムは録音環境が特に良いそうで、視聴に適しているそうです。残響までしっかりと再生されます。
  • サザンオールスターズ – 海のYeah!!
    “希望の轍” や “真夏の果実” はよく合っていると思いますが、ほかの楽曲についてはわかりません。”真夏の果実” ではヴォーカルが少し奥にいる感覚があります。
  • Walk Of  The Earth – Somebody That I Used Know
    Gotyeのカバーですが、本家よりこちらの方がこのイヤホンにはよく合っています。
  • John Coltrane – アマゾン限定ジャズ・ベスト
    “My favorite things” だけでこのイヤホンの価値がすべて現せます。いろんな年代のものをちょろっとずつ再生してみましたが、ウッドに合った再現性の高さで思わずニヤけます。
  • Bill Evans – You Must Believe In Spring
    艶のあるピアノがとてもとっても素敵です!

 

合わない曲については言及しにくいですが、プリンセスプリンセスのDIAMONDSのライブバージョンなどは低音が出過ぎていて聴けたものではありませんでした。Youtubeの映像なのでそちらも原因だと思いますが、FXC51では普通に聴けたので一応。

万能型なので、すごく合わない楽曲というのは少ないと思いますけれども、ハードなロックとかは合わないかな。
あと上にも書きましたが、GotyeのSomebody That I Used Knowはあんまり合いませんでした。

いろいろ書きましたが、視聴するのがなによりのはずです。百聞は一見にしかずというやつですね。
視聴するときの候補を絞るためなどに活用して頂くとうれしいです。

ちなみに、遮音性は全く良くないです。室内で聴くときはHTL22の音量で「1」で再生していますが、電車の中などでは「5」や「6」で再生しています。これだけで済むなら良いですが、遮音性がないことで特定の音域が失われたりするため、外出中に使用する場合には3,000円のイヤホンにも劣ると思います。

ある程度静かなところで使用するか、インドアでの使用が推奨されると思います。

音質も見た目も値段相応なだけに遮音性のなさが悔やまれますが、そういった特性を理解された上で購入される分には、きっちり素晴らしい音を聴かせてくれると思います。

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